高速道路1000円乗り放題?



ETCの普及、そして自動車旅行者の増加に一気に拍車をかけたかたちとなったのが「高速道路1000円乗り放題」の政策です。



しかし実際に走ってみると「確かにいつもより安くはなっていたけど、1000円より高かった」ということに不満を持った人もいるのではないでしょうか。
テレビの報道でも首都高速や阪神高速、大都市近郊区間は別計算になることは伝えてありますが、どうしても「1000円でどこまでも行ける」というイメージが強すぎて一人歩きしている感じがします。
休日特別割引のシステムが意外ときちんと周知されていないようです。



自動車で高速道路を走る人にもあまり知られていないことですが、東京・大阪などの大都市周辺区間は他の区間に比べて割高な料金設定となっています。
大都市周辺の区間とは、東名高速では用賀から厚木、中央道では高井戸から八王子、関越道では練馬から東松山、東北道では川口JCTから加須といった感じで東京から30~50km圏内が割増料金適用となっているのです。
これらの大都市近郊区間は休日特別割引(1000円乗り放題)の対象外とされ、3割引だけ適用されています。
そのためこちらは続けて高速道路を走っているつもりでも、大都市近郊に入った途端に1000円を超えてしまうのです。
また首都高速に入れば普段の700円が500円に割引された一律料金が徴収されます。



せっかく高速割引を使って旅行を計画したのに「思っていたより安くない」と不満をもらす人もいますが、これは1000円乗り放題という言葉だけが浸透してしまった結果であって、それでも実際は割引無しで行くよりずいぶん安くあがっているはずです。
全国の高速道路料金を計算できるサイトがいろいろありますので、一度試算してみるとよいですね。



休日特別割引を使って旅行に出かけようと言う人も多いと思いますが、そのためどうしても休日の高速道路が混むことになってしまいます。
高速道路を走りなれていない人もこれを機会に高速道路を利用するというケースが増えるため、事故や故障といったトラブルが発生する可能性も増えてきます。
十分注意して走るほか、高速道路に入る前にはせめてタイヤの空気圧だけでもチェックしておくとよいでしょう。

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